保育士の笑顔の裏の厳しい現実にぶつかりました。

現在27歳の女性のまゆと申します。
幼い頃から、幼稚園の先生に憧れており本格的な夢になったのは、中学生の頃でした。
高校生からピアノ教室に通い、努力をしたのですが、技術が身につかず、断念して保育士となったのが、20歳の時です。
保育の現場に変わり無い、と夢と希望を持って勤め始めたのですが…
とにかく、先輩からのチクチクした嫌がらせや嫌味のオンパレードに、あぁこれが噂に聞いていた女社会の嫌がらせかと、感じました。
挨拶を無視されたり、意図的にぶつかられることは、日常茶飯事で、私のやることなすこと全てが気に入らないようで、なにもかも否定されていました。
そんな毎日にほとほと嫌気がさしましたが、みんな大人だし、すぐに飽きるだろうと耐えられたのは、やはり子どもが可愛かったからです。
しかし、翌年から、毎年1人だけ入ってくる後輩は先輩方の嫌がらせに耐えきれず、すぐに辞めてしまうので、私はずっと下っ端扱いでした。
私が勤めた保育園は、アットホームな雰囲気を売りにしている小さな園でしたので、職員も多くありません。
その為、自分の考えも発言できず、ただ怒られないように、ひたすらご機嫌伺いをして働く毎日でした。
何よりも辛かったのは、毎日休憩無しでサービン残業込みの10時間労働をしたのちの、持ち帰り業務でした。
書き仕事や、制作物の多い職業ですし、仕方の無い事なのですが、園で空き時間を見つけてこれらの業務をすると、私だけ、そんな仕事は家に帰ってからしろ、と先輩方に注意を受けるのです。
今となっては、馬鹿らしいのですが当時の私は誠実にその言いつけを守り、帰宅してから毎日2時間、持ち帰りの仕事をする生活を繰り返していました。
そんな生活が5年続いたある日、とうとう精神的にも肉体的にも参ってしまい、身体を壊し、入院することになったのです。
その時は、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、退院後に体調管理も出来ないようなあなたのせいで、こちらはものすごく迷惑をした、と怒鳴り散らす主任を見て、あぁ、もうダメだと心が折れてしまい、その年で保育士をやめました。
子どもの健やかな成長を手助けするはずの保育士が、優しいとは限らないと学んだ出来事です。
今は結婚して、専業主婦として毎日平穏に暮らしています。